
「春の七草とか、五節句とか、子どもが全然覚えられない!」
「テキストの文字面だけ追ってても、ちっとも頭に入ってこないみたい……(涙)」
こんにちは!「学びと住まいの研究所」所長のかまぼこです。
先日、2026年7月26日は「土用の丑の日」でしたね。皆さんはうなぎを食べましたか?
実は我が家の息子たち、2人とも社会はあまり得意ではなかったのですが、「土用の丑の日」に関する問題だけは、テストで絶対に間違えなかったんです!
なぜなら、我が家は全員うなぎが大好物。「やったー!今日はうなぎだ!」とウキウキしながら食べていた実体験があったからです。
SAPIXの先生が保護者会で「理科や社会は、特に普段の生活を通して知識を取り入れてください」とおっしゃっていたのは、まさにこういうことなんだ!と実感しました。
今回は、テストに頻出する「日本の伝統文化や季節の知識」を、日常生活(主に食卓!)にうまく取り入れて点数アップに繋げる方法をご紹介します。
丸暗記より「食べる」が勝ち!頻出【五節句】の取り入れ方
中学受験の社会では、節句や祝日に関する問題が実によく出題されます。
ただテキストを読んで暗記するのではなく、「食べ物やイベントと関連づけて、子どもの記憶(と胃袋)に残す」のが一番の近道です。
まずは頻出の「五節句」の取り入れ方をご紹介します。
中学受験の社会では、節句や祝日に関する問題が実によく出題されます。
ただテキストを読んで暗記するのではなく、「食べ物やイベントと関連づけて、子どもの記憶(と胃袋)に残す」のが一番の近道です。
まずは頻出の「五節句」の取り入れ方をご紹介します。
🌸 我が家の五節句・攻略スケジュール
- 1月7日【人日(じんじつ)の節句/七草の節句】:
「七草粥」を食べる日。子どもには嫌がられますが、形だけでも食べてもらいました(笑)。食卓で「春の七草」の実物を見ながら名前の確認を忘れずに。 - 3月3日【上巳(じょうし)の節句/桃の節句】:
ひな祭り。「蛤(はまぐり)のお吸い物」を食べながら、平安時代の「貝合わせ」の話題などを出すと歴史の知識とリンクして◎。 - 5月5日【端午(たんご)の節句/こどもの日】:
「柏餅」や「ちまき」を食べる。お風呂は「菖蒲(しょうぶ)湯」に浸かって季節感を体感! - 7月7日【七夕(しちせき)の節句】:
「そうめん」を食べる。笹飾りを作り、夜は天の川や夏の大三角(理科)の話題へ。 - 9月9日【重陽(ちょうよう)の節句】:
特になじみが薄くて子どもが忘れやすい節句!「栗ご飯」を食べながら、菊の花を飾って関連付けを強くアピール。

「……人間の脳は『感情』や『味覚・嗅覚』などの五感を伴ったエピソード記憶を定着させやすい。机上の暗記に時間を割くより、夕飯のメニューを工夫する方が、学習のROI(投資対効果)は圧倒的に高い。」
お月見、冬至、節分も!季節の行事は学びの宝庫
五節句以外にも、生活に取り入れられる教養知識はたくさんあります。
- お彼岸(3月の春分の日・9月の秋分の日の前後): 「おはぎ(ぼたもち)」を楽しむ。理科のテキストに出てくる「彼岸花」ってどんな花だっけ?と図鑑で調べる。
- 十五夜(秋のお月見): お団子やススキを準備!……我が家は夜まで待ちきれず、オヤツにお団子を食べてしまう「花より団子状態」でしたが(笑)。
- 冬至(12月): 昼が一番短い日。「かぼちゃ」を食べて柚子湯に入る。
- 節分(2月): 豆まきと恵方巻き。ここで国語の知識「いわしの頭も信心から」の諺(ことわざ)チェックも忘れずに!
他にも、ニュースで話題になる「月食」や「流星群」などの天体ショーがある時は、テキストを閉じて夜空を見上げるようにしていました。
塾の先生激推し!日本のしきたりが分かるおすすめ本
こうした「季節の教養」を親がすべて把握して子どもに教えるのは大変ですよね。
SAPIXの先生が「これ一冊あれば、日本のしきたりが丸ごと分かる!」と激推しされていた本があります。
それがこちらの本です!
毎年改訂版が出たり、類似のムック本も人気ですので、気になる方はぜひ早めに購入してリビングの手の届くところに置いてみてください。眺めるだけでも楽しいので、家庭学習の気分転換にもおすすめ!
⚠️要注意!「6年生の節分」は受験の佳境です
最後に、ひとつだけとても重要な注意点があります。
色々な行事を体験させるのは素晴らしいことですが……「節分(2月2日〜3日)」のイベントを楽しむのは、絶対に【5年生まで】にしておいてください!
なぜなら、6年生の節分の日というのは「中学受験の東京・神奈川入試(2月1日〜3日)のド真ん中、もしくはほぼ終盤」だからです。
豆まきをして恵方巻きを丸かじりするような体力や心の余裕は、1ミリもありません!!(笑)

私は入試の待ち時間にへとへとになりながら根性で恵方巻を買いましたが、受験校の場所によってはそうはいきませんよね。6年生の節分はきっと1分でも早く家に帰りたくなると思います…
まとめ:親も一緒に「季節感」を楽しもう
理科や社会には、こうした「教養的な問題」が多く見られます。
わざわざ机に向かって「覚えなさい!」と怒るより、日常生活に上手く取り入れて、美味しく楽しく点数アップができたら最高ですよね。
私自身も、子どもと一緒に季節の移ろいを感じられて、日々の生活がとても楽しく豊かなものになりました。
「次の行事は何を食べようか?」と、ぜひご家庭でワクワクしながら計画を立ててみてくださいね!
我が家では、『日本のしきたり』の本は学習の気分転換として眺めていました。そのほかにも、「イラスト豊富な家庭学習の気分転換におすすめの本」を紹介します。お子さんのエンジンがかかりにくいときなど、そっと手渡してはいかがでしょうか。