
「うちの子、漫画しか読まないんだけど……」 「国語の長文読解、テストの途中で集中力が切れて最後まで読めてない(涙)」
こんにちは!「学びと住まいの研究所」所長のかまぼこです。
中学受験において、多くの親の頭を抱えさせるのが「子どもの国語の成績(活字アレルギー)」ですよね。 我が家の息子たちも、どうにもこうにも国語が苦手。本なんて自分から進んで読むことはほとんどない、典型的な「国語苦手男子」でした。
そんな時、某有名中学受験塾の先生が書かれた著書の中で、「国語が苦手な子も、これを読んだら読解力がつく!」と絶賛されている噂の本を見つけたのです。
それが、世界的大ベストセラー『ハリー・ポッター』シリーズでした。
今回は、本を全く読まない息子にハリー・ポッターを与えてみた結果、どんな変化が起きたのか?我が家のリアルな体験談をお届けします!
某有名塾講師も推奨!なぜ「ハリポタ」で国語が伸びるのか?
その塾の先生の著書によれば、「国語が苦手な生徒がハリポタシリーズを読みはじめたところ、シリーズの最後の方には国語の成績がグンと伸びた」のだそうです。
「えっ、ただのファンタジー小説でしょ?本当に国語力がつくの?」と半信半疑だった私ですが、ここでデータオタクの夫(ちくわ)が珍しく力説してきました。

「……ハリポタが読解力向上に効くのには、明確なロジックがある。 1巻(賢者の石)は平易な児童書だが、主人公の成長に合わせて、巻を追うごとに『テーマの複雑さ・語彙の難易度・文章量』が段階的に上がっていく構造になっているんだ。さらに、複雑な登場人物の相関関係や伏線を追うことで、長文を読み切るための『ワーキングメモリ(脳の処理能力)』が自然と鍛えられる。」
なるほど……! 確かに、中学受験の国語の物語文では「複雑な人間関係」や「大人のドロドロした心情」を読み解く力が求められます。ハリポタの長大で複雑なストーリー展開は、まさに中学受験の長文読解の絶好のトレーニングになるというわけです。
活字アレルギーの息子に読ませてみた結果(小5夏〜小6の1月)
「これは試す価値がある!」と、早速息子にハリー・ポッターを買って渡してみました。 本自体をあまり読まない子なので、「どうせ最初の数ページで投げ出すだろうな……」と期待せずにいたのですが。
息子は、小学校の「朝の読書タイム」にハリポタを持っていき、なんと案外喜んで、どんどん読み進めていったのです!
【我が家のリアルな結果】
- 開始時期: 5年生の夏休み
- 読了時期: 6年生の1月(受験直前!)
- 読んだ量: ハリー・ポッターシリーズをなんと11巻分!
気になる「国語の成績」ですが……正直にお話しすると、塾の先生の本にあったように「成績が爆上がりしてトップ層に!」とまではいきませんでした(笑)。
でも、活字を見るだけで拒否反応を示していた「本を読まない息子」が、あの分厚い長編シリーズを11巻も投げ出さずに読み切ったという事実は、我が家にとってとてつもない大進歩でした。
長文への抵抗感がなくなり、テストの長文読解で「文字を追うスタミナ」が確実についたのを感じました。子どもをここまで夢中にさせるJ.K.ローリングさん(作者)、本当にお見事です!!
クラスでも大流行!「読書タイム」の共通言語に
後から息子に聞いたところ、息子の小学校のクラスでも、朝の読書タイムにハリー・ポッターを読んでいる子が何人もいたそうです。
「お前、今どこまで読んだ?」 「あのキャラ、あとで裏切るんだぜ!」
そんな風に、友達同士で共通の話題(ネタバレの防衛戦?)ができることも、本嫌いの息子が最後まで楽しく読み進められた大きなモチベーションになっていたようです。
まとめ:国語の長文に慣れる「最初の入り口」として最強!
「国語の成績を上げなきゃ!」と焦って、無理やり難しい説明文や論説文を読ませても、子どもは余計に活字が嫌いになってしまいます。
まずはハリー・ポッターのような「先が気になって仕方がない、極上のエンターテインメント」で、文字を読むスタミナと、長い物語の背景を想像する力を養ってみてはいかがでしょうか?
魔法の世界への没入体験が、いつの間にか中学受験の「長文読解力」へと繋がっていくはずです。

やっぱり、全巻セットのプレゼントは、テンションが上がりますよね。
最初から全巻セットがちょっと心配なら、まずは一番読みやすい「賢者の石(第1巻)」からそっと本棚に置いてみてもいいかもしれません。