
「9月に入ってSS特訓やSO(サピックスオープン)が始まり、毎日アップアップしてませんか?」
「特に過去問!いつ、どの学校を、何年分やればいいの!?って、親の頭を大いに悩ませますよね……」
こんにちは!「学びと住まいの研究所」所長のかまぼこです。
6年生の秋以降、各家庭の判断力(=親のマネジメント力)が最も試されるのが「過去問演習」です。
前回の記事では、過去問を進める上での親のサポート(コピーや点数管理)についてお話ししましたが、今回はさらに一歩踏み込みます。
塾から言われる「理想の進め方」と、我が家が実際にやってみてぶち当たった「上手くいかなかった壁(現実)」を比較しながら、過去問演習の本当の目的と解決策を詳しく解説します!
※前回の「過去問サポート6カ条」をまだ読んでいない方は、先にこちらをどうぞ!👇

SAPIXの指示 vs 我が家のリアルな進め方
まずは、塾の保護者会などで言われた指示と、我が家が実際にとった行動を比較してみましょう。
📝塾の指示(理想)
- 9月から12月までの18週間で、毎週1年度ずつ(計18回分)進める。
- 1月は新しい過去問に手を付けない(悪かったものを再挑戦する期間)。
- 最新年度から取り組むこと。
- 合格平均点が低い(難易度が高い)学校は11月以降に回す。
※ただし、9月の冠模試(学校別SO)の対象校は、模試までに1年分やって傾向を掴む。 - 理社の古い時事問題は点数に入れなくてよい。
一方で、「何年分やるべきか」については、第一志望は5〜10年分、第二は3〜5年分……と、先生や教科によってアドバイスがバラバラでした。
実際に解いてみて、傾向と子どもの相性を見ながら微調整していくしかなさそうです。
これらを踏まえ、我が家が「実際にやったこと(取捨選択)」がこちらです!
🏠 我が家のリアルな進め方
- 最新年度から解く: 最新年度は直前用に取っておきたい気もしましたが、記述を塾の先生に添削してもらうため、指示通り新しい順に解きました。
- 第一志望校: 赤本に掲載されている分すべて(我が家は8年分)を解き切る!
- 第二・第三志望校: 記述が多い「Bタイプ」の学校や、点数が振るわなかった学校は5年分、相性が良く点数が取れた学校は3年分に絞りました。
- 1月校(お試し受験): 余裕が全くなかったため、直前に四谷大塚の過去問データベースで「こんな形式で出るらしいよ」と見せるだけに留めました(笑)。
- 絶対の押さえ校: SOで常に合格率80%を確保している学校でも、ぶっつけ本番は怖いので1年分だけ解きました。(※我が家は2人とも2月1日午後の2教科受験だったので、負担は軽めでした)
絶望!実際にやってみて「壁」にぶち当たった課題
順調に進んでいるように見えますが、実際に回してみると「圧倒的な時間不足」という巨大な壁にぶち当たります。
課題① 「直しの時間」が確保できない!
過去問は土曜の午前中に解かせていたのですが、「直し」までやっていると午後の土特(土曜志望校別特訓)に間に合いません。
結局、過去問の直しは月曜日に持ち越す羽目になり、「月曜日はSSの直し+過去問の直し」という地獄のような過密スケジュールになってしまいました。
課題② 子どもに任せると「直し」に時間がかかりすぎる
特に算数と国語!分からない問題を自力で理解しようとウンウン唸り、平気で1問に数十分溶かしてしまいます。
課題③ 「2回目の再挑戦」なんてやる余裕はゼロ!
塾からは「1月は点数が悪かった過去問をもう一度解き直そう」と言われていましたが、そんな余裕は1ミリもありませんでした😢。
結論!過去問で最も大事にすべきルールとは?
これらの失敗を経て、私がたどり着いた「過去問演習の最大の目的」はズバリこれです。
過去問の一番の目的は、「出題傾向」と「時間配分」を知ること!
過去問で満点を取る必要はありません。だって、過去問と全く同じ問題は、本番では出ないのですから。
泥沼のスケジュールを回避するために、我が家は以下のルールを徹底しました。
我が家の過去問ルール
- 直しは「1時間以内」で切り上げる。
- 全ての問題を直さなくていい。「難問(捨て問)」は捨てる勇気を持つ。
- 「どの順番で解けば解答率が上がったか」を毎回必ず振り返る。
- 解説を読んでも分からない問題は、塾や個別指導の先生に聞いて(丸投げして)終わらせる。
おまけ:入試説明会には絶対に行くべし!
過去問の「解く順番」や「傾向」を知る上で、6年生秋の「入試説明会(学校説明会)」には絶対に参加することを強くおすすめします!
学校によっては、「理科の大問1の物理分野は計算に時間がかかる傾向があるので、後回しにするのがおすすめですよ」といった、超・具体的なアドバイスをくれることがあります。
また、説明会に参加した人限定で、実際の入試で使われた過去問(実物)を配布してくれる太っ腹な学校も複数ありました。
実物大のプリントをコピーする手間が省けるだけでも、親としては涙が出るほどありがたいですよね。
完璧を求めず、プロの手も借りて乗り切ろう
6年後期の過去問スケジュールは、親も子も初めての経験で、予定通りにいかないことばかりです。
「直しが終わらない!」「なんでこんな問題も解けないの!」とイライラして親子バトルに発展する前に、「気になる問題だけ先生に聞く」と割り切ってしまってください。
どうしても時間が足りない時は、個別指導など「プロの手」を借りてピンポイントで解説してもらうのも立派な戦略です。完璧を求めすぎず、志望校との相性を探りながら、親子で秋の陣を乗り切りましょう!
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