
「9月からいよいよSS特訓がスタート!通塾は週4日になるの!?」
「SS、平常授業、土特……全部の宿題をこなすなんて絶対に無理!土特は休んでもいいって噂、本当なの?」
こんにちは!「学びと住まいの研究所」所長のかまぼこです。
6年生の後期(9月〜1月)になると、SAPIXの通塾日はなんと週4日に増えます。そこに「過去問演習」まで加わるため、家庭学習の優先順位を明確に決めないと、親子ともども一瞬でパンクしてしまいます。
そんな中でサピ親を悩ませるのが、「そもそもSSと土特の違いは何なのか?」「土特は優先順位が低いから休んでもいいのか?」という疑問です。
長男の時、私はよく分からないまま「土特は優先順位が低い」という噂を信じて漠然と取り組んでいました。しかし、次男の時にようやくその「本当の意味と恐ろしい例外」に気がつきました。
今回は、SAPIX6年後期の最重要課題である「授業の優先順位」について、我が家のしくじり体験も交えてお話しします。
そもそも「土特」と「SS」の違いって何?
まずは、この2つの特訓授業の立ち位置の違いを整理しましょう。
SAPIXにおける一般的な位置づけは以下の通りです。
- SS(サンデー・サピックス): 主に「2月1日校(第一志望・本命校)」の対策
- 土特(土曜志望校別特訓): 主に「2月2日・3日入試校(併願校)」の対策
サピックスの後期保護者会でも、「家庭学習の優先順位は、SS > 平常授業 > 土特 の順で進めてください」と説明がありました。
ただし、室長からは「土特は休んでいいなんていうネットの噂もありますが、絶対に真に受けないでくださいね」と強い注意喚起もありました。
要注意!「土特の優先順位が低い」が当てはまらない神奈川組
「なるほど、じゃあ基本はSSを最優先にすればいいのね!」と思った方。ちょっと待ってください。
実は、この「土特は優先順位が低い」というセオリーには重大な例外が存在します。
それが、神奈川県の私立中学(聖光、栄光、慶應湘南藤沢など)を第一志望にするご家庭です!
神奈川県の最難関・難関校は、入試日が「2月2日」や「2月3日」に設定されています。
つまり、これらの学校が本命の場合、その志望校対策コースは「SS」ではなく「土特」に設定されるのです!
我が家の次男は、まさにこの「2月2日受験校」の志望順位が非常に高かったため、後期の家庭学習は一般論に逆らい、あえて「土特」に全力を注ぐ戦略を取りました。
激アツ!「単独冠コース」のプリントは宝の山
次男が所属していたのは、志望校の名前がついた「単独冠コース」でした。
この単独冠コースの授業で扱われるプリントは、ただの問題演習ではなく、SAPIXの威信をかけた「本番の予想問題」としての意味合いを強く持っています。
算数では、他校のコースでも使われている共通プリントも配布されており、先生からは「このプリントはやり直すように!」と熱い指示が出ていたそうです。
……が。
我が家の次男がその重要性に気づき、私に「これやらなきゃヤバいかも」と言い出したのは、なんと後期の土特が3分の2以上終わった頃でした(絶望)😱
「今さら気付いても、もうやる時間なんてないよ!!」と、あたふたして盛大にパニックになったのは言うまでもありません。
まとめ:パンクする前に「プロの取捨選択」を頼ろう
2月2日、3日の受験校の志望順位が高く、かつ、運よく通っている校舎にその「単独冠コース」が設定されている方!
ネットの「土特の優先順位は低い」という噂を絶対に信じてはいけません。そして、土特で配られたプリントは宝の山なので、初期からしっかり精査してやり込んでくださいね。
土特やSSで志望校の単独冠コースに入れるのは、精度の高い対策ができるめちゃくちゃラッキーなことです。
しかし、土特もSSも通常授業も「全部が大事」となってしまうと、手の抜きどころがなくなり、子どもは確実にパンクします。

「……6年後期は1分1秒が勝負だ。すべてを完璧にこなすのは物理的に不可能。科目ごとの優先順位づけと、プリントの精査(取捨選択)が合否を分ける。」
「どのプリントを捨てて、どれをやればいいか分からない!」と本当に困った時は、SAPIXの先生に直接相談するか、思い切ってトウコベなどの「個別指導のプロ」にプリントの取捨選択自体を丸投げするのも、極めて賢い戦略です。
怒涛の日々ですが、悔いのないように取捨選択をして乗り越えてくださいね!
