
「また国語の偏差値が下がってる……っていうか、記述の解答欄が真っ白なんですけど!😱」
「うちの男子、本当に日本語通じてるの!?」
こんにちは!「学びと住まいの研究所」所長のかまぼこです。
一般的に「女子に比べて男子は国語が苦手」とよく言われますが、我が家の息子たちは2人そろって、それは見事なまでの「典型的な国語苦手男子(通称:酷語男子)」でした。
漢字も、語彙力も、長文読解力もすべてが壊滅的。
今回は、そんな絶望的な状況から「なんとか合格点を取れるレベル」にまで引き上げるために我が家がやった、地道な努力と戦略をお伝えします!
待っていても読解力は上がらない!5年生夏で迎えた限界
初めの頃は、「まあ、学年が上がって精神的に成長すれば、自然と読解力も上がるのかな〜」なんて、おおらかに構えていました。
しかし……5年生になっても一向に改善の兆しはなし。
むしろ、周りの子たちが順調にできるようになっている分、相対的にうちの偏差値がどんどん悪化している!?
テストの解答欄を見ると、記述問題は驚くほど真っ白!潔いというか、もはや諦めの境地です。
すでに5年生の夏。ここでようやく「本当に国語が苦手な子には、待っているだけではダメだ」と痛感し、遅まきながら本腰を入れることになりました
我が家の「酷語」脱出・3つの基本戦略
国語の家庭学習をテコ入れするにあたり、夫(ちくわ)とも話し合い、まずは以下の3つの戦略(方針)を立てました。
📝 国語苦手男子のための3つの方針
1. 知識問題で稼ぐ: 改善に時間がかかる「読解」はひとまず横に置き、まずは「語句」と「漢字」の知識問題をテストで完答できるレベルまで仕上げる!
2. 選択肢問題の正答率を上げる: 読解問題は、記述よりも先に「選択問題」の精度を上げることに注力する。
3. 解答の順番を徹底する: テスト本番では「知識」→「(読解)選択問題」→「(読解)記述」の順で解答するルールを体に叩き込む。
実際にやったこと① 知識問題(語句・漢字)の徹底
まずは、やれば必ず点数になる「知識問題」を固めました。
- 語句: SAPIXの副教材『言葉ナビ』と、国語Aテキストの『ことのは』を熟読。
- 漢字: 『漢字の要』と、国語Aテキストの漢字を徹底反復。
特に効果的だったのが、「デイリーチェック(小テスト)の解き直しノート」の作成です。
サピックスの先生からの指示もあり、A4ノートにデイリーチェックのプリントを貼り、その下に間違えた問題をやり直して再提出する形にしました。
テスト前は、この「デイリーチェックノートの見直し」と「ことのはの再読」を行います。
⚠️注意: これはかなり分量が多く、一気にやろうとすると時間が溶けます!毎日1冊ずつなど、計画的に進めるのがコツです。
実際にやったこと② 読解は「授業の解き直し」だけでOK!?
一番の課題である「読解(国語Bテキスト)」について、息子2人ともそれぞれサピックスの先生に電話で直接相談しました。別々の先生でしたが、返ってきた答えは全く同じでした。
「授業中に間違えた問題をやり直して、家庭学習ノートを提出して下さい」
そこで我が家は、以下のステップで復習を徹底しました。
- 国語Bの授業テキストの文章を、親子で一緒に音読する。
- 「授業で解いた問題」だけを再度解き直す。
- やり直す際は、「その解答の根拠となる文章のページ数と行数を必ず書く」ことを口を酸っぱくして約束させる。
- ノートを塾の先生に提出して見てもらう。
⚠️ 長男の時の失敗談「やりすぎ注意!」
実は長男の時、焦るあまり「B授業テキストの全問題(授業で扱っていない問題も)」を家で解かせてみたことがありました。
しかし、提出したノートを見た塾の先生から「それはやりすぎです。そこまでやらずに、算数に時間を回したほうがいい」と注意を受けてしまったのです。
確かに、国語の偏差値は多少マシになりましたが、4教科全体のバランスと時間対効果(ROI)を考えると、当時の先生のおっしゃる通りでした。読解は手を広げず、「授業で扱った問題のみ解き直すスタイル」を強くおすすめします!
記述は「部分点狙い」!そしてハリー・ポッター作戦
記述問題に対しては、初めから「完璧な文章は書けなくていい」とハードルを下げました。
「物語文なら登場人物の『気持ち』だけ、説明文・論説文なら筆者の『主張のキーワード』だけでもいいから、とにかく書いて部分点をもぎ取れ!」という作戦です。これで「白紙」は回避できます。
また、息子たちはとにかく「読むのが遅すぎて時間が足りない」という致命的な課題もあったため、以前ブログでご紹介した『ハリー・ポッター作戦』を導入し、なるべく早く長文を黙読するスタミナと習慣をつけさせました。
※ハリー・ポッターで読解力がついたリアルな体験談は、こちらの記事もぜひ読んでみてくださいね!

まとめ:最大の特効薬は「サピの先生のプレッシャー」
家庭学習をいくら工夫しても、親が教えるとどうしても甘えや反発が出ます。
我が家で一番効力を発揮したのは、結局のところ「サピックスの先生にノートを提出して見られる」というプレッシャーでした😅。
「先生に見られるから、ちゃんと根拠の行数を書かなきゃ!」と子ども本人が真面目に取り組むようになったのが、最大の勝因です。
息子たちのあの汚い字を、辛抱強く毎週解読して添削してくださったSAPIXの先生には、本当に感謝しかありません。
「国語が苦手でどうしようもない!」と悩んでいるご家庭は、親が抱え込まずに、ぜひ塾の先生に相談して「ノート提出の約束」を取り付けてみてくださいね!